2024年8月8日 by 下村かおり

絵本 2

8月に入りますます暑い日が続き、

この時期は夕方には豪雨だったりと天候が安定しないですね。

 

さて、前回に続き絵本について書きたいと思います。

今回は月刊たくさんのふしぎ まど・窓・まど という絵本です。

  

こちらは窓におもきをおいた内容で、海外の窓から日本のまど(おもに障子やふすま)について描かれています。

換気や光を取り入れるだけではなく、海外では防犯も兼ね備えて家を守るため、内開きの扉が多いですが、

日本は四季があるので、夏場の暑さや風通しも考慮された障子、間取りを自由に変えられる襖などが多く取り入れられています。

障子や襖は非常に優れた便利で美しい建具で、障子はあければ外の景色も見れるので、お庭や空など眺めることができるなど、

普段の生活ではあまり深く考えることがなかった窓について考えさせてくれました。

  

日本では開放的な家が作られてきたことなど、ただ家を作るのではなく、

いかに快適に過ごせるか先人のアイデアが今にいきていること、

なにげなく使っている窓には人々の工夫と努力が詰まっていることに気づかせてくれる1冊でした。

 

もし、マイホームが建てれるならやっぱり和室に障子はかなえたい!と個人的に思います^^

改めて日本の文化の素晴らしさを感じ、子供たちにも伝わっていくといいなと思いました。