2024年10月31日 by 下村かおり

木にふれる旅(研修)前編

朝晩はすっかり冷え込んでやっと秋を感じる日々になりましたね。

さて、今回は研修として参加した、~木にふれる旅~について書きたいと思います。

10月16日に、近畿木造住宅協会様 主催の森林バスツアーに社長と一緒に参加させていただきました。

テーマは「五感を超える第六感で木にふれる旅」ということで、総勢19名が参加され、
奈良の吉野にて吉野杉、桧と、国産木材をしっかりと体感して参りました^^

新大阪駅より出発し、1時間半ほどバスに乗ってウッドベースかわちながの工場へ到着。
はじめて見る製材機や人工乾燥機などは迫力満点で驚きました。

 

工場のスタッフの方から、大木をカットしたり、それを乾燥させるまでの時間や方法、
実際にモルダーという機械を使ってフローリング用に仕上げるなど、
木材を市場へ流通させるための工程や流れをお聞きしました。

つるつるに仕上がった木材はとても綺麗で触り心地もすごくなめらかでした^^

その後、小1時間バスで走り、300mほどの山頂にある、旬の野菜レストラン 農悠舎王隠堂 へ向かいました。
こちらは幕末に建てられ旧家を改装されたレストランで、大変歴史深いところでした。
お食事は自然なお野菜がふんだんに使用され、栗ごはんや柿の天ぷらなど季節を感じるお料理に、
調味料や梅干しなどもほとんどが手作りとのことで、驚きと優しい味わいでした。

当時のかまどはいまも現役とのことで栗ご飯もほくほくでした。ごちそうさまでした!

 

縁側から見える景色も自然でいっぱい。
京都からは遠いですが、また訪れたい!と思うレストランでした☆

食事の後は建物内を見学。

昔の土間や茶道のお部屋、大木のテーブルがたくさんあり、「木」を感じれる空間でした。

なんと、実物の火縄銃や槍などもありました(驚)

一番驚いたのは神棚でした。こんなに大きな神棚あるんだ、そして二つも。
お話を聞いていると、代々ある○○家を守る神棚と、日本を守る神棚がそれぞれあるそう。
昔は今よりもっと日本という国を守ることを意識して生活していたんだろうなと考えさせられました。
写真は神聖なのと圧倒されるオーラで気軽に撮れませんでしたが^^;

次回へ続く☆