2017年3月28日 by 竹ノ内 昭範

感動の千秋楽。

先の日曜日、大相撲春場所が終わりました。

今場所は何と言っても今場所より久しぶりの日本人横綱の稀勢の里の感動の逆優勝に尽きるのではないでしょうか。

横綱、日馬富士との一戦でそれまでの連勝がストップし、最悪にも重度の左肩負傷。取組後の横綱のかなり痛がる姿をみたら誰しもが今場所の優勝は無いものと落胆した事だと思います。

休場も十分あり得る中、強行出場し、横綱、鶴竜にあっけなく敗れ、やはりかなりの怪我だと皆が思うところ千秋楽に大関、照ノ富士に勝ち、優勝決定戦で更に勝利し見事逆転優勝を飾りました。

モンゴル勢が角界を支配する近年の状態に稀勢の里の横綱昇進は国民が大いに喜んで迎えた今場所でしたので、今回の劣勢を跳ね除け打ち勝ち賜杯を手にした事は心に染みました。

横綱昇進を決めた先場所で優勝決定した時、一粒の涙が頰を伝った映像を見たときはじっと我慢を続けてきてようやく花が咲いた感涙であったと感じましたが、今回の大泣は日本人横綱としてその責務と国民の期待に応えられた安堵からの涙であったと思います。

ともかく、痛みに堪えてよく頑張ったと思います。

今はとにかくゆっくり養生して欲しいと思います。感動の千秋楽となりホントよかったです。

でわでわ

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